頭皮の乾燥を防ぐと髪が健康になるメカニズムを解説
「毎日シャンプーすると髪に良くない」
という話を聞いたことがある人が多いと思います。
現代の人からすると毎日頭を洗わないと気持ち悪いと思うのですが、この「毎日」が実は髪に良くないんですね。
ここではなぜ毎日髪を洗うと髪に良くないのか?頭皮の乾燥と薄毛の関連性について書いていきます。
毎日髪を洗うとダメな理由
厳密に言えば毎日髪を洗って清潔にすることは全然ありなんですが、洗うためのシャンプーの選定がまずいために頭皮が乾燥してしまったり、残留物があったりする場合があります。
シャンプーの方法も重要ですね。
なぜかというと、市販のシャンプーの多くは洗浄力が強いものが多く、毎日使用することで頭皮がカサカサになってしまうんです。
なので強い洗浄力のシャンプーを「毎日」使い続けると乾燥が酷くなり髪が細くなっていくんですね。
乾燥すると雑菌の繁殖が進み「悪臭」「炎症」など洗っているはずなのに臭い・・といったトラブルにつながります。
頭皮の乾燥と薄毛の関連性
頭皮が乾燥するとトラブル以外にも薄毛の原因になります。
頭皮が乾燥すると頭皮の柔軟性が失われて行き、固くなります。固くなることで血行が悪くなり、栄養が行き届かない状態になるんですね。
頭の頭頂部には筋肉が存在しないため、頭皮の柔軟性に血流の善し悪しが左右されます。なので頭皮は乾燥させないようにしないと薄毛が加速してしまうので、潤いを保つ工夫が必要になります。
頭皮を乾燥させないためにはどうしたら良いのか?
では頭皮の乾燥を防ぐためにはどうしたら良いのか、具体的な方法を書いていきます。
基本的には皮脂を落としすぎないことが必要になるので、シャンプー剤の見直しから行うと良いです。
市販のシャンプーをどうしても使い続けたい人は毎日シャンプーするのではなく、一日置きくらいに使うようにしてみてください。
1プッシュだった使用量を半分に減らし、残留物が無いようシャンプーをしっかりすすぐことも大事になります。
また食生活も重要で、特に糖分は細胞を劇的に老化させることで知られますので砂糖などの糖質は制限する方が無難。
糖質といっても炭水化物由来の糖質は身体を維持するのに必要ですので、おかしやジュースなどを極力控えると良いです。
リンスやトリートメントは有効?
リンスやトリートメントによって頭皮の乾燥を防ぐ手段を考える人も多いと思いますが、個人的にはおすすめできません。
理由としては無駄な残留物が頭皮に残ることで雑菌の繁殖の手助けになるためです。
人間本来の保湿成分である「皮脂」を上手に活用する方が安全ですし、化学物質を頭皮に刷り込む行為はリスクが高いと考えます。
しっかり流せば問題無いと思いますが・・
そもそもリンスやトリートメントは頭皮用では無く毛先のパサつき防止なので、目的が違いますよね。
頭皮の乾燥が薄毛につながる理由と対策まとめ
頭皮が乾燥すると水分が失われた状態になり、固くなります。
それに伴い雑菌の繁殖や血行不良が起きて髪が細くなっていくため、薄くなったように感じるんですね。
最近髪が細くなってきた・・
と感じる人は強いシャンプーを使うのをやめてみてください。
頭皮の乾燥が解消されて、柔軟性が生まれればまた太くなっていく可能性があります。