白髪の原因と対策をわかりやすく解説
白髪になる理由についてよくお客さんから聞かれます。
白髪になる理由と対策まで知っておけば
無駄に毛染めで毛髪にダメージを与えなくて済みますので
この記事では小難しい話は抜きにしてざっくりと解説していこうと思います。
白髪になる原因
白髪になる原因は髪の毛の工場が故障してしまっているため
色を入れずに髪を伸ばしてしまうのが原因です。
髪の毛工場には二つあります。
- 髪の毛を作る工場(毛母細胞)
- 髪の色を作る工場(メラノサイト)
・・ということは、髪の毛は元々出荷前の段階では
白髪ということになりますね。
白髪の原因というのは「髪の毛の色を作る工場」が不具合を起こしているため
白いまま出荷されてしまう状態のことを指します。
なので、白髪になりかけの髪は
半端に毛先の方が黒く、途中から白髪になっていく様子が観察できると思います。
メラノサイトが不具合を起こす理由
●ストレス
全ての病気の原因みたいな扱いですが、ストレスが白髪の原因の一つといわれております。
ストレスを感じずにはいられない社会ですが
それぞれのライフスタイルの中で
ストレスのはけ口(健全なもの)を見つけていきたいものですね。
●加齢
歳を重ねれば白髪が増えるのは当たり前。
と割り切ることも重要ですが、人間そんな簡単に若さを手放したくない生き物です。
アンチエイジングっていう言葉も流行っていますし現代では年齢に対抗する術は多く存在しております。
どうしても白髪に抵抗したい!って人は
こちらの記事をご参照ください。
●遺伝
これも何だか万能な言葉ですねw。
遺伝といってかなり大雑把な話しですが
食生活やライフスタイルは親から学び、自然とそれが当たり前になっている
ということを私は指すと認識しております。
髪のおおもとは食べ物ですし、白髪になってしまうような生活を
当たり前に送っていれば当然白髪になります。
体質と割り切ってしまうのもある意味良いのかもしれませんが
正しい知識を入れ、改善していくことも
トータルでアンチエイジングできると思います。
白髪を予防する食べ物を具体的に紹介
ポリフェノールを含む食品:紅茶 チョコレートなど
老化の原因の一つとされている活性酸素を抑えてくれる効果があるポリフェノール。
活性酸素によって酸化してしまうと白髪以外にも
老けて見えてしまう要因になります。
チロシンを多く含む食品:きな粉、ごま、ココア、ナッツ類、大豆、海苔、味噌など
黒髪を生成する栄養素。
チロシンを活動させるためには銅を含む食品を摂る必要があります。
銅を多く含む食品:タコ、イカ、大豆、海苔、カカオ
髪を黒くする栄養素であるチロシンを動かすために必要な栄養素。
色々絡んでややこしいですが、チロシンと銅はセットで摂取したほうが無難です。
代表的な栄養素を書きましたが、全て栄養バランスのとれた食事を心がけないと
うまく作用しなかったりもしますので
上記の栄養素に偏らないよう心がけることが重要となります。