一体なぜ育毛剤は効果が出ないのか?
育毛剤と聞くと「どうせ効果無いんでしょ?」といったイメージがあると思うんですが
実際、その育毛効果というのは目に見えずらいものですし
個人の感覚の差が大きいので
胡散臭くなってしまうのは当然です。
また、インターネットや新聞広告で購入した
渾身の一本を使用しても効果が実感できない・・・
といったことも多いかと思いますが
では、一体なぜ育毛剤は効果が無いのか?
という点について詳しく書いていこうと思います。
万人に効果がある育毛剤は存在しない!?
全ての薄毛の人に対して効果がある育毛剤は存在しないと言われております。
いきなりショッキングなお話ですが
そんな育毛剤を開発できたらノーベル賞が取れると言われています。
その理由としては
薄毛になる理由が人それぞれ違いますし
薄毛の要因が複合的に絡み合って発症しているため
全てを解決することが難しいといった理由があります。
インターネットや新聞広告などで見かける育毛剤を試してみて
効果が見られないというのは
あたかも万人に効果が見られるような文言で書かれているケースも多いので
しっかりと情報を見極めたいところです。
現在日本で認められている育毛剤は一種類!?
現在、日本で発毛が認められている育毛剤は一種類(厳密には二種類の薬を使います)
- フィナステリド
- ミノキシジル
の二種類の薬を使用し薄毛を改善する方法です。
フィナステリドは男性性脱毛症(AGA)の原因の一つである
テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻害する効果があります。
ミノキシジルはリアップなどにも含まれる成分で
皮膚の血流を改善し発毛を促す効果があるとされています。
簡単に書くと、血行を良くして男性ホルモンが悪さをしないようにする仕組みです。
日本ではAGA治療に使われている方法となります。
この方法じゃないと薄毛が改善しないのか?
日本で唯一認められている薄毛治療法ということで
この方法が全てか?といった点に関してですが
世界規模で見ると
- ミノキシジルの3倍の結構促進効果を持った成分の発見(キャピキシル)
- 発毛率90%の治療方法(HARG療法)
など
育毛に関してはかなり進歩してきていると言えます。
AGA治療に依存する必要も薄いと思います。
そもそも薄毛になる原因と言うのは何?
薄毛になる原因というのは
血行不良による栄養不足
- 運動不足
- 食生活
テストステロンと5αリダクターゼが結合することで発生するジヒドロテストステロンが抜け毛を増大
- 性生活の乱れ
- 筋トレ
- 遺伝
睡眠不足によるヘアサイクルの乱れ
- ストレス等
育毛剤の効果を120%発揮させる方法まとめ
つまり、どんなに有効とされている育毛剤でも
自分の症状に合っていない場合は効果を発揮することは難しいと言えますし
逆にハマればそれなりの効果が期待できます。
おそらく、商品の口コミを書きこんでいる人たちはそういった人たちかと思います。
なので、場合によっては日本で認められているAGA治療すらも効果が見られない可能性もあるということですね。
もし、ヘアケアの一環として育毛剤を使用する場合には
- 商品の売りと自分の症状を照らし合わせる
- 生活サイクルの乱れが目立つ場合はそっちを優先して改善する
- 最低でも半年は使用して見る