キルソルで使用されているスタイリング剤と使い方のコツ

理容室で使われているスタイリング剤ってどうやって使うのか?

理容師をやっているとよく聞かれるんですが、整髪料(気取って言えばスタイリング剤w)

は何を使っているのか?やどうやって使うのか?など。

聞かれれば答えるのは簡単なんですが、記事として残せば

うちのお客さん以外も情報をシェアできる・・・なんて考えたので

今回は画像を交えつつキルソルで使用しているスタイリング剤と

その用途、スタイリングの方法などをまとめていこうと思います。

スタイリングの基本的な考え方とは?

理美容師さんごとに考え方はそれぞれある部分かと思いますが

私的なスタイリングの基本の考えとしては

スタイリング剤は調味料に例えて説明させていただいております。

 

よく調髪した状態から時間が経過し、スタイリングがうまく決まらない時にやりがちな間違いとしては

ごってりとワックスを使用して力で制圧していくといった方法。

これはまず頭皮を汚しますし、シャンプーしても落ちづらく

薄毛の原因になりかねない。

 

また、見た目的にも油ぎって見えたりもしますので

清潔感に欠ける面も出てきます。

もちろん、光沢を出したスタイルも存在しますので

テカテカしていることがNGなわけではありませんが

その辺は純粋にかっこいいかどうか部分になります。

 

醤油だっていっぱい入れれば美味しくなるわけではありませんので

あくまで「旨味」を引き出すスタイリング剤の使い方が重要になるわけです。

使用するスタイリング剤量はどのくらいが適量か?

例えばワックスはこのくらいです。

ムースの場合はこのくらい。

ヘアクリームはこれくらいですね。

想像より少なくないですか?w

 

これも調味料で例えますと、いきなりしょっぱくした料理は戻せませんが

足りない場合は調整できますよね?

これと一緒で毛量などの関係で足りないって時は

足していくのが正解。

どうしても決まらないって時は髪の切り時かもしれません。

スタイリングの7割は「アレ」で決まる

カットの腕次第・・なんて無粋なことは言いませんw

実際ベースとなるカットも重要なんですが

スタイリングのほとんどは「ドライヤー」によって決まります。

 

髪の性質として含有する水分が蒸発すると

その形で固定されるといった特徴があり

それを利用したのがドライヤーセットなんですね。

 

ヘア―アイロンもその原理。

なので、ドライヤーの扱い次第では

来店頻度を落として髪を長持ちさせることもできるわけです。

残りの3割は

2割カット、1割その他(スタイリング剤含む)となります。

キルソルで使用されているスタイリング剤の一部を紹介

THEO CREATIVE HOLD:ワックス

ルベル ジオ ワックス クリエイティブホールド 60g

光沢のある質感に仕上がるワックスで

伸びが良いのが特徴。

匂いは人それぞれ好き嫌いあると思います(;^ω^)

苦手な人はトリエでも対応可能です!

Trie 7:ワックス

トリエオム ワックス フリームーブ 7 100g

ジオほどの癖が無く使いやすい印象のワックス。

光沢を出す場合はジェルと混ぜて使います。

SAKIRA シャイニーフォーム:ムース

クラシエ サキラ シャイニーフォーム<ハード> 230g 容器入り

馴染みが良くさわやかな匂いのムース。

サラッとした使い心地なので

万人受けするムースです。

テクニシャン ハードジェル:ジェル

クラシエ テクニシャンジェル スーパーハード 240g

がちがちまでは行きませんが、しっかりとしたホールド力があり

使いやすいジェルです。

ワックスと混ぜて使うことが多いです。